検索以外のSNSユーザーには記事型ランディングページ 

WEB検索から辿り着いた見込み客には、多めの画像や工夫されたデザインのランディングページが効果的ですが、全てのツールでこの検索型の通常タイプが有効であるとは限りません。例えば、SNSやWEBメディアなどのユーザーにとっては、文章が少なく画像ばかり多くなると、スクロール数が多くなり面倒に感じるほか、内容がなかなか理解できなくなりがちなためです。こうしたユーザーには、デザイン要素はなるべく削減して文章を多めにした記事型ランディングページを構成します。では、なぜ通常型ではなく、記事型をリンク先に据える方が良いのでしょうか?

SNSの投稿欄の隙間やWEBメディアの一部のコーナーには、よく「PR」と書かれた広告が掲載されているのを目にします。このような欄に掲載されるPR広告は「ネイティブ広告」と呼ばれるもので、あまりイメージするような広告らしさは兼ね備えていないのが特徴です。なぜ、このような記事型のランディングページが採用されているのかというと、広告主の伝えたいことがきちんと伝えられるほか 、それにまつわる有益な情報もこの広告から得られるケースが多いからです。また、最近ではインターネットでよく見かけるバナー広告よりも、記事型ランディングページの方が宣伝効果が高いことが分かっています。

あるネイティブ広告の調査によると、消費者はWEBサイトなどの広告枠に掲載されるようなディスプレイ広告よりも、53%以上も高い確率でネイティブ広告を見ているという結果が出ています。また、そのうち広告を閲覧後に購入の意志を持ったユーザーは、ディスプレイ広告よりも9%高い結果となりました。
スマートフォンは表示される面積が少ないため、画像が多い通常のランディングページ記事型のランディングページの方が有利な結果も出ており、そのクリック率はパソコンの約2倍となっています。特に、SNSに掲載する広告で効果的なのが、化粧品のインフィード広告です。特に女性は、自分の体にコンプレックスや悩みを持っている方が多く、そうした悩みを持っている方をターゲットとして、コスメ化粧品や薬用化粧品などの広告を記事コンテンツに載せることで、興味を示した女性(見込客)が検索しなくても、すぐにリンクから閲覧することができるようになり、効率良く見込客を顧客へと導くことができます。

では、見込客がつい読みたくなる記事型LP(ランディングページ)を作成するには、どのようなポイントを抑えれば良いのでしょうか?ここでは、化粧品のHPの作成例をもとに見ていきましょう。
①タイトル工夫する
コンテンツに掲載するタイトルは、文章のようなコピーにするのではなく、簡潔に伝えることが大切です。そのため、2フレーズに分けるようにします。例えば、初めのワンフレーズにはターゲットとする客層に「○○の方必見!」などと伝え、次のフレーズにメインの内容を掲載します。その際、コピーを目立たせるよう「!」などの記号を活用しましょう。また、より興味を示すよう、「リピート率○○%」など具体的な数字を加えて訴求すると、更に反応率が上がり効果的となります。
②記事内容は文字数に注意しながら工夫を!
全体の文字数は1500字前後にまとめ、より重要視したいところは太文字にしたり、文字の色を変えるなど変化を付けるようにしいましょう。そして、要所要所で画像や図などを入れて構成していきます。
いくら記事型といっても、全く絵や図がなく文字だけでは、見込み客は一瞬で「面倒くさい」と思ってしまいます。目安は、1つのコンテンツに1つの画像または図です。より読みやすくする工夫としては、漢字ばかりでなく平仮名、カタ仮名なども使うように意識することです。読みやすく見える割合は、漢字2:平仮名7:カタ仮名1です。
③説得力を持たせるための工夫をする
広告側がいくら「この商品はとても良いですよ」と言っても、消費者にはそれほど伝わりません。なぜなら、そこには信頼性がないからです。そこで、第三者機関の調査結果などを掲載することにより、その商品の効果に説得力が生まれ、消費者の心に響くようになります。
④見込みい客に有益な情報を多めに掲載する
広告の場合、どうしても自社情報を多めに掲載してしまいがちですが、記事型ランディングページでは、見込み客に有益な情報を7割、自社情報を3割程度に掲載するようにしましょう。あまりにも売り込みの強い内容になると、最後まで読んでもらえなくなります。

このようなポイントを踏まえて記事型ランディングページを作成していくと良いでしょう。より記事らしく仕上げるためには、ヘッダー部分をSNSやWEBメディアと同様のデザインにすると効果的です。
やはり、記事型の場合は有益な情報を得るのには適していますが、画像などが少ないためPR面では通常型よりも劣ってしまします。そこで、記事型の文中に通常のランディングページをリンク先に加えることで、見込客に効果的にPRすることができます。